[Yahoo!ニュース]「ホワイトタイガーやめます」動物園の思い
不自然な配合によって生まれるホワイトタイガー
内容
ホワイトタイガーとは、ベンガルトラの中で体毛が白くなる遺伝子を持つ個体であり、ホワイトタイガーという種は存在しません。日本におけるホワイトタイガーの繁殖は、ホワイトタイガーの個体数が少ないために近親交配を行うことが多く、不自然な交配の結果、病気を持って生まれる個体が増えてしまいます。
また、ホワイトタイガーの数が増えることで本来保全すべきトラの飼育すべきスペースを奪っているという問題があります。
このような背景から、大牟田市動物園は「今後ホワイトタイガーは飼育しません」という看板を掲げることとなりました。
動物園の役割
公益社団法人日本動物園水族館協会が掲げる4つの目標は、
- 種の保存
- 教育・環境教育
- 調査・研究
- レクリエーション
です。1. 種の保存は、動物園や水族館が地球上の希少な野生動物を保護し、次の世代に伝える必要があるとしています。
感想
ホワイトタイガーが上記のような経緯を持って存在しているとは知りませんでした。
動物園の役割としてホワイトタイガーの飼育をやめるというのは経済的な利益よりも動物園としての役割を重視したということでしょうか。ホワイトタイガーと普通のベンガルトラはどちらが人気か分かりませんし、飼育にかかる経費と比較して分かることですが・・・。まあ、僕は普通の柄が好きかなあ。というか、動物園に行ったことないんですよね。
