ヤマカサのプログラミング勉強日記

プログラミングに関する日記とどうでもよい雑記からなるブログです。

マシュマロ実験

子供の自制心を測るマシュマロ実験

マシュマロ実験 - Wikipedia

マシュマロ実験とは、子供の自制心を測るための心理学的実験です。子供のときの自制心の強さが将来の社会的な成功度と関係があるかを追跡調査します。実験方法は、子供にマシュマロを1つ与えて、15分間食べるのを我慢できたらもう一つマシュマロをあげるという約束をします。15分の間、子供は部屋で一人にさせられ、どういった行動をするかを観察します。

1970年のスタンフォード大学での実験

1970年のスタンフォード大学での実験では、マシュマロを我慢できた子供の将来は、大学受験のためのテスト(SAT)のスコアが高かったりと社会的な成功度との相関がみられました。また、子供のときの自制心の強さは将来に渡って継続するとういうものでした。

2018年のニューヨーク大学での再現実験

スタンフォード大学での実験から得られた結果では、自制心と社会的な成功度との関係には正の相関があるということでした。2018稔夫ニューヨーク大学での再現実験では、より詳細な分析をした結果、経済的な背景が社会的な成功の要因であると結論付けました。マシュマロを我慢したかどうかよりも、経済的に恵まれていたかどうかが重要なようです。

感想

自己啓発本とかそういった類のものにはマシュマロテストとか取り上げられると思いました。僕が子供のときにこのテストを受けていたらすぐに食べてしまうんだろうなと、子供のころを回想しました。

70年の結果の自制心と社会的な成功との関係は、擬似相関というやつでしょうか?まあ、因果関係があるかどうかといえば、あるような気もします。でも、マシュマロを我慢してもう一個貰えなかったら、性根が曲がって成長しそうです。あと、○○我慢するから、××欲しいとかっていう志向がつきそうかな。